岩国市ミクロ生物館

ミクロ生物探検

アメーバ(Amoeba)属

根足虫/生息場所:池の中/特徴:単細胞生物 、動く

細胞はたえず様々な形に変化し、一生に二度と同じ形をとらないと言われる。
“アメーバ(amoeba)”とは、「定まった形のない」という意味である。
雑食性で、水底の石や落ち葉などに付着し、その表面をはいまわって生活する。
ただし、運動したりエサを食べたりする器官はない。
移動するときだけ足が生え、食べるときだけ口ができる。
アメーバの移動は、細胞の内部全体が移動方向に流れて、細胞前方に擬足を形成していくことによる。
下に示す Amoeba proteus がエサを捕らえるときは、大きなうでのように伸ばした2本の擬足でエサを取り囲んで細胞内に取り込む。


写真Amoeba proteus
細胞の大きさ:0.20〜0.75mm


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