岩国市ミクロ生物館

ミクロ生物館ニュース

10月1日(土) ミクロの世界たんけんクラブ活動第3回が実施されました。

第3回目の活動内容は「身のまわりのミクロの世界(その1植物)」として
種子植物の細胞とからだのしくみについて学習しました。生き物はすべて細胞でできています。人・バナナの果実・里芋の茎・ナシの果実などの細胞を観察する時にメチレンブルーやヨウ素液などの薬品を使用しました。核とよばれるからだの設計図がつまった部分やバナナの主な栄養となるでんぷんの観察、そしてナシを食べたときのシャリシャリ感は石細胞があるからだと分かりました。百日草・ハマダイコンの花、ムラサキツユクサの茎、アオジソの葉などの種類によって、作りの差や秘密がたくさん隠されていました。秘密のひとつとしてアオジソの葉の表と裏に「油胞」と呼ばれるつぶがあり、このつぶがつぶれるとシソのよい香りが出てくること、そして油胞は裏側に多くあるので香りは裏側が強いのです。身近なアオジソにこんな秘密があったとは驚きでした。これからも身近な植物のいろいろな秘密をたくさん学びたいですね。


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