ミクロ生物館ニュース
7月13日(月) 平生町立平生小学校にて出前授業を実施しました。
平生小学校5年生児童88人の理科学習で「水中の小さな生物」についての講義です。
この日の朝は台風のようにひどい風雨で海水を採取するのがとてもたいへんでしたが、
生徒さん達に瀬戸内海のミクロ生物を見せたくて、必死で採集しました。
フトヒゲムシ、ラッパムシ、アメーバ、ミドリムシ、ゾウリムシ、ミジンコのムービーを
見ながら、それぞれの特徴をしっかり学んだ後に顕微鏡に映し出された瀬戸内海に住む
ミクロ生物を観察しました。忍者のような動きをするカイアシやくねくね動くごゴカイの赤ちゃんを見て、生徒さん達は大はしゃぎでした。いろいろな質問も出て海のミクロ生物を楽しく学んで頂けたようです。びしょびしょになりながらも採集したかいがありました。
元気にストレッチをしながら動き回るミドリムシを顕微鏡で観察した時の生徒さん達の表情はとても可愛くて、明るい表情でした。きっと素直な生徒さん達なんですね。
今日学んだ生命の尊さを、その素直な心でずっと持ち続けてくれればと思います。