岩国市ミクロ生物館

宮島で行われた瀬戸内海研究フォーラムにて、ミクロ生物館の取り組みについて発表してきました。
このフォーラムは、瀬戸内海に関するあらゆる分野の研究者が集まって議論する場です。
今回初めて参加しましたが、自然科学系だけでなく歴史や文化の研究発表があったり、一般市民の方の参加が多かったりと、「瀬戸内海」というテーマに人々がいかに関心をよせているかを感じました。
ちなみに、お土産は定番のもみじまんじゅうと牡蠣ドレッシング。
何度行っても、あの商店街を通ってるうちに何か買ってしまうのです。

(さ）

18日に採集したヘテロシグマ アカシオを撮影しました。
サイズが小さい上にかなりすばしっこいので静止画像の撮影は大変むずかしかったです。
倍率は1000倍です。

（さ）

昨日採集したヘテロシグマ アカシオの赤潮が発生した海水を一晩置いておきました（18日の活動日誌参照）。
昨日の夜にはボトルの底に茶色いもやもやした塊ができていたのですが、今朝になってみると茶色いもやもやは水面に浮いていました（写真）。
実は、ヘテロシグマ アカシオは昼間は表層に、夜間は底層に集まる習性があるのです。
彼らの体には昼と夜が変化するリズムがきざみ込まれているのです。
単細胞といってあなどってはいけないのです。

（さ）